実務家
あなたのこれからには、さまざまな困難があるにちがいない。 しかし、どんなときでも志を失うことなく、私心にとらわれず、あなたの可能な限りの努力をしてほしい。 そして、つぎの事態を静かに待つ。期待どおりにいくこともあり、期待に背かれることもある…
農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか。 春に種蒔き、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る。 農場は自然のシステムである。必要な努めを果たし、作業を行わなければならない。 蒔…
私たちは、前の世代がつくり上げてきた土台の上に自分たちの成功を築くことを繰り返してきた結果、土台そのものを築く大切さを忘れてしまったのだろう。 あるいは、種を蒔かずに長年刈り入れを続けてきたせいで、種を蒔く必要性を忘れてしまっているのかもし…
不幸はわたしたちに与えられた試練である。 この試練を乗り越えたとき、すべてはきっと好転する。 そう信じて、辛抱強く耐え抜こう。 耐え抜いたとき、あなたはとてつもない力を手にしていることだろう。 マハトマ・ガンディー マハトマ・ガンディー1869年、英…
人は哀れな迷える魂。 心も言葉も行いも、善良でありたい、誠実でありたい、人を傷つけずにいたい。そう思ってやまないのに、正しいと分っている理想形になかなかたどり着くことができない。 痛々しい前進であっても、この痛みは前向きな喜びだ。 なぜなら、…
人間は、どんなときでも、けっして悲観してはいけません。 悲観してしまうと、智恵もかれてしまう。 公正な判断が出来なくなり、なすべきことがわからなくなってしまいます。 どんな困難に出会っても悲観はさておき、どこにその原因があるか、冷静に見ること…
人間の本来の姿は主体的なものである。 だから、意識的な選択にせよ、無意識的な選択にせよ、もし自分の人生が今までの条件付けや周りの状況にコントロールされているとすれば、それは、そうしたものに主導権を譲った結果に他ならない。 スティーブン・R・コ…
結婚のことにせよ、仕事のことにせよ、同じことです。 けっしてあわてることはない。 おそろしいのは日々なすべきことをおろそかにすることです。 ぴしっとやるべきことをやっていけば、ときとともに道はひらけてくるはずです。 わたしは、人間はすべて、そ…
長い人生においては、もちろん将来に対する綿密な計画を立てて進んでいくことも、たいへん結構なことです。 ただ、人生は、幸か不幸か、なかなか計画通りにいかないことが多い。 それよりもむしろ、日々の生活に全身全霊を打ちこんで、充実した毎日を送るこ…
人間としていちばん尊いのは、最善をつくしてみずからも生き、他をも生かすことです。 松下幸之助 松下幸之助1894年(明治27年)生まれ。9歳の時に大阪に奉公に出て苦闘する。1918年松下電器製作所を創設する。数々の特許・実用新案を開発するなど事業を拡大し…
革命家はもっとも情緒的な人たちである。 かれらは情緒ゆたかなればこそ、革命家になったのだから。 ホー・チ・ミン ホー・チ・ミン1890年5月19日 - 1969年9月2日ベトナムの革命家、政治家。植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導した。初代ベ…
イキ抜きにゴルフでもしたらとすすめてくれる人がいるが、私にとって機械いじり仕事がそのままレジャーなのだ。 本田宗一郎 本田宗一郎1906年(明治39年)静岡県生まれ。22歳で独立。浜松で自動車修理工として成功するが飽き足らず、エンジンやピストンリング…