【バガヴァッド・ギーターの言葉】 生まれたものに、死はかならず来る・・・
生まれたものに、死はかならず来る。
死せるものは、かならずまた生まれる。
さけられないことを、なげいてはいけない。
生まれる前には、存在は、人の感覚に明らかでない。
生まれてから死ぬまでの間だけ、明らかであり、死とともに、また明らかでなくなる。
ここに何の悲しむべき事があろう。
生きているものすべての中に住む彼は、
永遠にうちこわされることがない。
だから、何者のためにも、けっして、なげくことはないのだ。
バガヴァッド・ギーター
バガヴァッド・ギーター
紀元前200頃〜紀元後200頃
古代インドの十万を超える世界最大の大叙事詩『マハーバーラタ』の一部。インド教徒の文化全般の根本教典。ガンディー思想の根底でもある。