【草間彌生の言葉】 円が平面で活発な動きがないのに対して、水玉は立体の無限です。
円が平面で活発な動きがないのに対して、水玉は立体の無限です。
そして、水玉はひとつの生命であり、月も太陽も星も、数億粒の水玉のひとつなのです。これは私の大きな哲学です。
水玉による平和をもって、永遠の愛に対する憧憬を心深く打ち上げたいと思っています。
草間彌生
1929年長野県生まれ。前衛芸術家、小説家。1957年渡米。画面全体に編目を描いたモノクローム絵画やソフト・スカルプチュアで高い評価を得る。1960年代後半には多数のハプニングを行う。1973年帰国。美術作品の製作を続けながら、小説、詩集も発表。2011年~2012年には大規模な回顧展がテート・モダン、ホイットニー美術館などで開催された。国内では、「永遠の永遠の永遠」展が静岡、大分、高知などを巡回する。