2017-01-25 【『中庸』の言葉】 喜怒哀楽の未だ発せざる、これを中と謂う・・・ 古典 喜怒哀楽の未だ発せざる、これを中と謂う。 発して皆な節に中る、これを和と謂う。 中なる者は天下の大本(たいほん)なり。 和なる者は天下の達道なり。 中和を致して、天地位し、万物育す 『中庸』 『中庸』「四書」の一つとして広く知られている『中庸』は、もともと『礼記』中の一篇として伝えられてきたもの。司馬遷の『史記』では、中庸は子思の作であるとされており、これが通説となっている。しかし今もって成立及び作者は諸説が存在している。成立や作者の確定はいろいろあるものの、その中身はとても示唆に富むものが多く、現在も人生を説くものとして参考にされている。 『中庸』で検索する