【マハトマ・ガンディーの言葉】 人は哀れな迷える魂・・・
人は哀れな迷える魂。
心も言葉も行いも、善良でありたい、誠実でありたい、人を傷つけずにいたい。そう思ってやまないのに、正しいと分っている理想形になかなかたどり着くことができない。
痛々しい前進であっても、この痛みは前向きな喜びだ。
なぜなら、一歩前に踏み出すたびに、わたしたちは少しずつ強くなり、次に進んでいけると確信ができるのだから。
マハトマ・ガンディー
1869年、英国植民地時代のインド、現在のグジャラート州ポールバンダルで官吏の息子として生まれる。本名、モーハンダース・カラムチャンド・ガンディー。英国に留学した後、弁護士となる。1893年南アフリカに渡り、現地でインド人労働者に対する人種差別に抗議して平等権獲得闘争を指導。1915年、インドに帰国。第一次世界大戦後、英国の弾圧が高まるなか、国民会議派の指導者となり、非暴力・非服従による抵抗運動を開始。たびたび逮捕・投獄されながらも、1947年にインド独立を果たす。翌1948年、ニューデリーで狂信的ヒンドゥー教徒に暗殺される。インド独立の父、マハトマ(大いなる魂)の尊称で呼ばれる。