2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ピエールはバラックでの捕虜生活の間に、頭ではなく己の全存在、全生命によって、およそ人間は幸福のために創られた者であること、幸福は彼自身の中に、その自然な人間的要求の満足の中に存すること、一切の不幸は欠乏から来るのではなくてむしろ過剰から来…
一人でいる限り、人は己れ自身であることが出来ない。モラリストの馬鹿どもは、愛するとは自分を忘れることだなどと言う。これはあまりに単純な見方だ。 人は自分から抜け出すほど、いっそう自分となる。 また一層良く自分の生きていることを感ずる。薪を穴…
人が考えるべきことは、何をなすべきかではなく、自分が何であるかである。 マイスター・エックハルト マイスター・エックハルト1260年頃 - 1328年頃。中世ドイツ(神聖ローマ帝国)のキリスト教神学者、神秘主義者。ドイツのテューリンゲンにて生まれる。タン…