【佐藤オオキの言葉】 思うに、デザイナーは誰かが見たことがあるものを作るわけでも・・・
思うに、デザイナーは誰かが見たことがあるものを作るわけでも、誰もが見たことがないものを作るわけでもなく、誰もが見たことがあるようで誰も見たことがないものを作ろうとしています。
顧客やユーザーだけでなく、市場全体あるいは社会が抱く共通の「安心感の領域」があって、その領域すれすれに接しているようなアイデアこそが「正解」だと思うわけです。
佐藤オオキ
1977年カナダ生まれ。2000年早稲田大学理工学部建築学科首席卒業。2002年同大学大学院修了後、デザインオフィスnendo設立。「小さな“!”を感じてもらうこと」をコンセプトに、東京・ミラノ・シンガポールを拠点として、建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐に渡ってデザインを手がける。Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」(2006年)、「世界が注目する日本の中小企業100社」(2007年)に選ばれる。また、Wallpaper*誌(英)およびELLE DECO International Design Awardをはじめとする世界的デザイン賞を数々受賞。