今を生きる、言葉を贈ろう

一日一日、日々を送る中で大切にしたいもの。そんなことを思いながら目にした言葉を集めています。

 

 

 

 

【顧炎武の言葉】 文章が天地の間に絶えてはいけないというのは・・・

文章が天地の間に絶えてはいけないというのは、道理を明らかにするものだからである。政事を記録するものだからである。人民の言おうとして言いえないことを、はっきりさせるものだからである。人々の善をいうのを楽しむものだからである。このようなものは…

【佐藤オオキの言葉】 デザインとは、単に何かをカッコよくすることが目的ではありません・・・

デザインとは、単に何かをカッコよくすることが目的ではありません。 人に対して何かを「伝える」ための手段です。 難しいことをわかりやすく、論理的なことを直感的に。 見えないものを見えるように。 それがデザインの本質です。 佐藤オオキ 佐藤オオキ197…

【ホー・チ・ミンの言葉】 革命家はもっとも情緒的な人たちである・・・

革命家はもっとも情緒的な人たちである。 かれらは情緒ゆたかなればこそ、革命家になったのだから。 ホー・チ・ミン ホー・チ・ミン1890年5月19日 - 1969年9月2日ベトナムの革命家、政治家。植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導した。初代ベ…

【本田宗一郎の言葉】 あまり美人じゃなくとも、姿のよい女の方がいる・・・

あまり美人じゃなくとも、姿のよい女の方がいる。自分は顔よりも姿に深い関心を持っている。 顔の造作は生まれつきだが、姿を生かす殺すは頭の働きによって定められる。まことに姿は心の鏡だと思う。 本田宗一郎 本田宗一郎1906年(明治39年)静岡県生まれ。22…

【三浦知良の言葉】 人生は本当に一つひとつの積み重ねでしかない。

人生は本当に一つひとつの積み重ねでしかない。 たくさんハットトリックができた、それはもういい。 次、そしてまたその次の1点へ。 そして次への1勝へ。 これなんです。 三浦知良 三浦知良1967年(昭和42年)、静岡県生まれ。15歳で渡ったブラジルでプロサ…

【藤原敏行の言葉】 秋来ぬと 眼にはさやかに・・・

秋来ぬと 眼にはさやかに 見えねども風の音にぞ 驚かれぬる 藤原敏行 藤原敏行生年不詳 - 延喜7年(907年)または延喜元年(901年))は、平安時代前期の歌人・書家・貴族。藤原南家、藤原巨勢麻呂の後裔。陸奥出羽按察使・藤原富士麻呂の子。官位は従四位上…

【三浦知良の言葉】 昨日でも明日でもなく、「今日」しか僕の目には映らない。

昨日でも明日でもなく、「今日」しか僕の目には映らない。 今日というこの日、このひととき、自分に何が出来たのか。自身のどこを伸ばせたのか。 そんな日を自分がどう感じているのか。 それこそが大事なんだ。 三浦知良 三浦知良1967年(昭和42年)、静岡県生…

【河合隼雄の言葉】 大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされて・・・(2)

このような恐ろしいことは、しばしば大人たちの自称する「教育」や「指導」「善意」という名のもとになされるので、余計にたまらない感じを与える。 私はふと、大人になるということは、子どもたちのもつこのような素晴らしい宇宙の存在を、少しずつ忘れ去っ…

【河合隼雄の言葉】 大人たちは、子どもの小ささに惑わされて・・・(1)

大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。 大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。 河合隼雄 河合…

【草間彌生の言葉】 円が平面で活発な動きがないのに対して、水玉は立体の無限です。

円が平面で活発な動きがないのに対して、水玉は立体の無限です。 そして、水玉はひとつの生命であり、月も太陽も星も、数億粒の水玉のひとつなのです。これは私の大きな哲学です。 水玉による平和をもって、永遠の愛に対する憧憬を心深く打ち上げたいと思っ…

【本田宗一郎の言葉】 イキ抜きにゴルフでもしたらとすすめてくれる人がいるが・・・

イキ抜きにゴルフでもしたらとすすめてくれる人がいるが、私にとって機械いじり仕事がそのままレジャーなのだ。 本田宗一郎 本田宗一郎1906年(明治39年)静岡県生まれ。22歳で独立。浜松で自動車修理工として成功するが飽き足らず、エンジンやピストンリング…

【中村俊輔の言葉】 足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい・・・

足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。 何もわからないより、よっぽど素晴らしい。 「敗戦から得るものはない」と言う人もいるかもしれない。 でも僕は、負けても得るものはあると考えている。 中村俊輔 中村俊輔1978年、神奈川県生まれ…

【映画『ライムライト』の言葉』 世の中のことが何もかも無駄のように思われてきたの・・・

テリィ「世の中のことが何もかも無駄のように思われてきたの。花を見ても、音楽を聴いても、みんな何の目的もない、無意味なように思われたの。」 カルヴェロ「意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ、意味などどうでもいい。すべての生き物の目的は…

【佐藤オオキの言葉】 思うに、デザイナーは誰かが見たことがあるものを作るわけでも・・・

思うに、デザイナーは誰かが見たことがあるものを作るわけでも、誰もが見たことがないものを作るわけでもなく、誰もが見たことがあるようで誰も見たことがないものを作ろうとしています。 顧客やユーザーだけでなく、市場全体あるいは社会が抱く共通の「安心…

【草間彌生の言葉】 私にとって創作なしの人生は・・・

私にとって創作なしの人生は考えられません。何度生まれ変わったとしても、前衛芸術家でありたいと思っています。 草間彌生 草間彌生1929年長野県生まれ。前衛芸術家、小説家。1957年渡米。画面全体に編目を描いたモノクローム絵画やソフト・スカルプチュアで…

【草間彌生の言葉】 絵を描くことは切羽詰まった自らの熱気のようなもので・・・

絵を描くことは切羽詰まった自らの熱気のようなもので、およそ芸術からほど遠いところから、原始的、本能的に始まってしまっていた。 草間彌生 草間彌生1929年長野県生まれ。前衛芸術家、小説家。1957年渡米。画面全体に編目を描いたモノクローム絵画やソフ…

【二葉亭四迷の言葉】 老兄は大和魂を解して純粋とように仰せられしように候が・・・

老兄は大和魂を解して純粋とように仰せられしように候が、これは積極の方面にて、その裏の消極の方面を見れば、日本人には無気力という欠点がありはせぬかと存じ候。 純粋ゆえに剛情のねばり気がなく、一寸突いていかなければ直ぐ手を引っ込めてしまい、あく…

【田山花袋の言葉】 軍隊生活の束縛ほど残酷なものはない・・・

軍隊生活の束縛ほど残酷なものはないと突然思った。 この病、この脚気、たといこの病は治ったにしても戦場は大いなる牢獄である。いかにもがいても焦っても、この大なる牢獄から脱することはできぬ。 田山花袋 田山花袋1872年1月22日(明治4年12月13日) - 1…

【ゲーテの言葉】 恋人の欠点を美徳と思わないような者は・・・

恋人の欠点を美徳と思わないような者は、恋しているとは言えない。 ゲーテ ゲーテ1749年8月28日 - 1832年3月22日 ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マ…

【正岡子規の言葉】 萩桔梗撫子なんど・・・

萩桔梗撫子なんど萌えにけり 正岡子規 正岡子規1867年10月14日(慶応3年9月17日) - 1902年(明治35年)9月19日日本の俳人、歌人、国語学研究家。名は常規(つねのり)。幼名は処之助(ところのすけ)で、のちに升(のぼる)と改めた。 俳句、短歌、新体詩、…

【トルストイの言葉】 ピエールはバラックでの捕虜生活の間に・・・

ピエールはバラックでの捕虜生活の間に、頭ではなく己の全存在、全生命によって、およそ人間は幸福のために創られた者であること、幸福は彼自身の中に、その自然な人間的要求の満足の中に存すること、一切の不幸は欠乏から来るのではなくてむしろ過剰から来…

【アランの言葉】 一人でいる限り、人は己れ自身であることが出来ない・・・

一人でいる限り、人は己れ自身であることが出来ない。モラリストの馬鹿どもは、愛するとは自分を忘れることだなどと言う。これはあまりに単純な見方だ。 人は自分から抜け出すほど、いっそう自分となる。 また一層良く自分の生きていることを感ずる。薪を穴…

【マイスター・エックハルトの言葉】 人が考えるべきことは、何をなすべきかではなく・・・

人が考えるべきことは、何をなすべきかではなく、自分が何であるかである。 マイスター・エックハルト マイスター・エックハルト1260年頃 - 1328年頃。中世ドイツ(神聖ローマ帝国)のキリスト教神学者、神秘主義者。ドイツのテューリンゲンにて生まれる。タン…

【西郷隆盛の言葉】 人を相手にせず、天を相手にせよ・・・

人を相手にせず、天を相手にせよ。 己れを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。 西郷隆盛 西郷隆盛文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年(1877年)9月24日)日本の武士(薩摩藩士)、軍人、政治家。 薩摩国薩摩藩の下級藩士・西郷吉兵…

【太宰治の言葉】 人間のプライドの窮極の立脚点は・・・

人間のプライドの窮極の立脚点は、あれにも、これにも死ぬほど苦しんだ事があります、と言い切れる自覚ではないか。 太宰治 太宰治1909年(明治42年)6月19日 - 1948年(昭和23年)6月13日 日本の小説家。本名、津島 修治。1936年(昭和11年)に最初の作品集…

【稲盛和夫の言葉】 自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらし、努力を重ねていく・・・

自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらし、努力を重ねていく。 それは与えられた今日という一日、いまという一瞬を大切に生きることにつながります。 一日一日を「ど真剣」に生きなくてはならない、と私はよく社員にもいっていますが、一度きりの人生をム…

【篠山紀信の言葉】 真に自分が感じるリアリティとは何かということを改めて問われてきますね・・・

真に自分が感じるリアリティとは何かということを改めて問われてきますね。現実にあるものを現実にありましたよ、というように撮るのがリアリティなのではなくて、まったく嘘をついたほうがリアリティが出るっていうこともあるわけですから。 写真っていうの…

【西郷隆盛の言葉】 道は天地自然の物にして、人は之を行うものなれば・・・

道は天地自然の物にして、人は之を行うものなれば、天を敬するを目的とす。 天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。 西郷隆盛 西郷隆盛文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年(1877年)9月24日)日本の武士(薩摩藩士)、…

【三宅雪嶺の言葉】 人は善くも言われ、悪くも言われるのがよい。

人は善くも言われ、悪くも言われるのがよい。 三宅雪嶺 三宅雪嶺1860年7月7日(万延元年5月19日) - 1945年(昭和20年)11月26日)は、日本の哲学者、評論家。加賀国金沢(現・石川県金沢市)生まれ。本名は雄二郎。 「三宅雪嶺」で検索する

【野坂昭如の言葉】 なにやら、近頃マス・ヒステリアとでもいうのか・・・

なにやら、近頃マス・ヒステリアとでもいうのか、誰かを罪人にして、これを徹底的にいためつけ、もって不況の時代のなぐさめとするような傾向が強い。もう少し冷静になった方がいいのではないか。 野坂昭如 野坂昭如1930年(昭和5年)10月10日 - 2015年(平成…

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